悼む人

本日も残業。
やっぱり、ピンチ感がぬぐえません。
なんとかせねば。

きっと、なんとかなるけど

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通勤、おもに帰路にて読書にはまることが最近多い。
たった20分ほど電車の中にいるだけなのであるが、やることがないとイライラしてしまうせいだろうか。
そんなイライラする時間を、本は別の世界へいざなってくれる素敵なヤツです。

世界から戻ってくるのが遅らせ、帰宅後も続けて読ませ、挙句夜更かしまでさせてしまう、救いもし、翌日にダメージをも与える諸刃の剣的だったりもします。
が、危険な香りも魅力のひとつ。


もともと、空想にふけったり妄想したりするのが好きなこともあり、だいぶ助けられている気がします。
本には感謝しています。


が、その反面、本に熱を上げているということは、ただ時間をつぶすのを待てる心境ではなく、気持ちが乱れているのかもしれません。
これから確実に不安定になるしねぇ。
無意識にそういうのを感じているのかもしれません。



あはっ



いずれにせよ、本はいいもんです。



まぁ、なんでこんなこと書いているかというと、今週初めに買った本を読み終わっちゃったからです。
結局一週間もたなかった(苦笑)


「悼む人」




これを読んであらためて「永遠の仔」は重かったなぁ…と思う。
引きずるとつらい世界観を引きずった。
が、またそれがよかったりもするのだけど。


それに比べると「悼む人」は後味がすがすがしい。
「死」を扱っている話だけど、重くない。
軽いとも思いませんよ。
焦点が「死」そのものや「死んだときのこと」ではなくて、「生きていたときのこと」だからなのかな、と思っています。

勝手なイメージでは、読後感は雨上がりの田園風景 or 夕暮れわずか前の田園風景です。


何がどういいの？といわれるとうまく説明できないんだけど。



天童荒太さんは、きっと、素直な人だと思う。




巡子は幻じゃなく、本当に抱えられたんだと思う。

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序曲 第4番 ヘ長調（金管八重奏とティンパニ）
また、拙作を売り出していただけることになりました。
感謝です！

若い作品ですが、冷やかしてやってくださいな。


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格好つけられてないかもしれないけど、格好をつけてしまいました。